エレメンタル・ウォーリア
文明社会から遠く離れた地。
精霊の加護を受けて、大自然とともに
太古から変わらぬ暮らしを続ける一族がいた。
ある夜、空から得体の知れぬ『災いをなす者』が現れ、
一族の村を襲い、荒らし回った。
困り果てた人々は、精霊に救いを求め、祈りをささげた。
すると、人々の前に不思議な光が舞い降り、精霊のお告げが下されたのだった。
『災いをなす者は、プンゲ山にある洞窟を作りかえ、自らの根城としている。
村で最も足の速い者をそこへ向かわせよ。精霊の加護があるだろう。』
かくして、村一番の脚を持つ若者ヨパガがプンゲ山へ向かうこととなった。
あくる朝、ヨパガは一族に伝わる精霊石のナイフをたずさえ、
プンゲ山の方角に向かって駆けだした。
体が軽い。
山に近づくにつれ、ヨパガは自らの体に不思議な力が宿るのを感じていた。
操作はゲームパッドの使用を推奨します。以降の説明ではゲームパッド使用の前提で説明します。
ボタン配置 |
---|
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十字ボタンで移動・しゃがみ・スライディングを行い、他に
「攻撃ボタン」
「ジャンプボタン」
「ブーストボタン」
「ボムボタン」
「ポーズボタン」
の5つのボタンを使用します。
初回プレイ前にオプション設定から操作設定を行うことをおすすめします。
左図の配置がおすすめです。
なお、キーボードによる操作はデフォルトで、
カーソルキーで移動としゃがみ・スライディング、
Zで攻撃、Xでジャンプ、Cでブースト、Aでボム、スペースキーでポーズとなっています。
こちらもオプション設定で変更できます。
また、ゲーム中にキーボードのF2キーを押すと、
GAME STARTから始めた場合はタイトル画面に、
AREA SELECTから始めた場合はエリア選択画面に戻ります。
ESCキーを押すとソフトを終了します。
ElementalWarrior.exeを実行するとゲームが起動し、オープニングデモが流れます。
オープニングデモはポーズボタンを押すとスキップできます。
また、攻撃ボタンを押すとセリフの表示を速くします。
オープニングデモに続いてタイトル画面が表示されます。
以下のメニューから十字ボタンで項目を選択し、攻撃ボタンかポーズボタンで決定してください。
項目 | 内容 |
---|---|
GAME START | 最初からゲームを開始し、通しでゲームをプレイします。 |
AREA SELECT |
一つのエリアだけをプレイします。練習やタイムアタックにお使い下さい。 最初は表示されず、一度でもゲームをクリアすると選択できるようになります。 |
OPTIONS | オプション設定画面に移ります。 |
タイトル画面で10秒ほど操作せずにいると、再びオープニングデモが流れます。
Elemental Warriorは、高速2Dアクションゲームです。
プレイヤーキャラクターであるヨパガを操作し、敵を倒しつつ先に進んでください。
敵の攻撃を受けると体力が減り、0になるとミスとなり、残機数がひとつ減ります。
エリアの途中にある中間フラワーに触れると、
ミスした場合に残機が残っていればそこから再開できます。
残機がなくなるとゲームオーバーとなり、タイトル画面に戻ります。
全部で4つのエリアがあります。
エリア3まではゴールフラワーに触れるとクリアとなり、次のエリアに進みます。
エリア4ではボスを倒すとクリアとなります。
中間フラワー | ゴールフラワー |
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項目 | 説明 |
---|---|
ヨパガ(プレイヤー) | プレイヤーが操作するキャラクターです。 |
敵キャラクター | 敵です。弾を撃って攻撃してくるものもいます。 |
残機数 | ミスすると減ります。0のときにミスするとゲームオーバーです。 |
残り体力 | ダメージを受けると減ります。3が最大値。 |
エレメント数 | 集めたエレメントの数です。100に達すると1UPして0に戻ります。 |
ボムアイコン | ボムを持っているときに表示されます。ボムは一つしか持てません。 |
ブーストゲージ |
ブーストを行うのに必要なゲージです。 ナイフ攻撃で敵を倒すか、エレメントを取ることで増加します。 最大でブースト5回分までストックできます。 |
スピードゲージ |
現在のプレイヤーの移動速度を表しています。 低速状態では青、高速状態では黄色、最高速に達すると赤色になります。 |
十字ボタン左右を押すと走り出し、押し続けると加速していきます。
加速するにつれスピードゲージが青から黄色に変わり、最高速に達すると赤色になります。
スピードゲージが青の状態を低速状態、黄色・赤の状態を高速状態と呼びます。
高速状態では主人公は残像を出しながら走ります。
十字ボタンを離すと減速して止まります。
また、走っている方向とは逆方向の十字ボタンを押すとブレーキとなり、早く止まることができます。
高速状態で壁にぶつかると、少しのあいだ壁に張り付きます。
この状態で十字ボタンの上下を押すと、壁を垂直に走ることができます。
さらに、その状態で床や天井にぶつかると、同様に張り付き、
十字ボタン左右で天井も走ることができます。
十字ボタンを押し続けて高速状態を維持する限りは
壁や天井を走り続けられます。減速して低速状態になると落下します。
低速状態時に十字ボタン下でしゃがみます。
しゃがんだまま移動も可能ですが、しゃがみ移動では加速しません。
高速状態ではスライディングできます。
地面を走っているときにスライディングするには下に、
壁でスライディングするには壁の方向に、
天井でスライディングするには上に十字ボタンを押してください。
姿勢を低くして障害物を回避するときに使います。
地面にいるときにジャンプボタンを押すとジャンプします。
ボタンを押す長さでジャンプの高さを調節できます。
壁を走っているときにはジャンプできません。
天井を走っているときにジャンプボタンを押すと、天井から離れて落下します。
攻撃ボタンを押すと、頭上から正面にかけてナイフで斬りつけて攻撃します。
敵を倒せるほか、敵の撃った弾もかき消すことができます。
また、敵をナイフ攻撃で倒すとブーストゲージが増加します。
高速状態では、体当たりするだけで敵を倒せます(一部の無敵キャラを除く)。
ナイフ攻撃と異なり、体当たりで敵を倒してもブーストゲージは溜まりません。
また、ヒビの入ったブロックを破壊することができます。
ボムを持っているときにボムボタンでボムを使用します。
画面全体を攻撃し、体当たりと同様にヒビの入ったブロックも破壊します。
低速時にブーストボタンを押すと、ブーストゲージを消費して
向いている方向に一気に加速し、高速状態になります。
最高速に達している状態でブーストボタンを押すと「オーバーブースト」が発動し、
スピードゲージが拡張され最高速が上がってさらに加速します。
通常のブーストと同様にブーストゲージを消費します。
なお、拡張されたスピードゲージはミスしたりエリアをクリアするとリセットされます。
アイテム | 名称 | 説明 |
---|---|---|
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エレメント | 取るとブーストゲージが少し増加します。また、100個集めると残機が1UPします。 |
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ハート | 取ると体力が一つ回復します。 |
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ボム | 取るとボムが使えるようになります。ボムは一つしか持てません。 |
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1UP | 取ると残機が1UPします。 |
タイトルメニューでOPTIONSを選択するとオプション設定画面になります。
ここではプレイ環境や操作の設定を行います。設定内容は自動的に保存され、起動時に読み込まれます。
項目 | 設定内容 |
---|---|
GAMEPAD SETTING |
ゲームパッドの操作設定を行います。 攻撃ボタンかポーズボタンを押すと専用の設定画面に移ります。 指示に従って、順番に使用するボタンを押してください。 |
KEYBOARD SETTING |
キーボードの操作設定を行います。 攻撃ボタンかポーズボタンを押すと専用の設定画面に移ります。 指示に従って、順番に使用するキーを押してください。 |
BGM QUALITY |
BGMの有無と音質を設定します。十字ボタン左右で設定を変更します。 ゲームの動作が重い場合は音質を下げると軽くなります。 |
SOUND EFFECT |
効果音の有無を設定します。十字ボタン左右で設定を変更します。 |
SCREEN MODE |
ゲーム画面の大きさを設定します。 十字ボタン左右で設定を変更し、攻撃ボタンかポーズボタンを押すと反映されます。 設定の反映がうまくいかない場合は、一度オプション設定画面を抜けてから 終了してソフトを再起動すると反映されます。 |
リプレイとは、プレイ内容を記録し、あとから動画のように再生できる機能です。
本ゲームでは簡易的なリプレイ機能を搭載しています。
ソフトを起動後、1度以上ゲームをプレイしてからタイトル画面かエリア選択画面でF4キーを押すと、
直前のプレイ内容のリプレイデータ(拡張子.repのファイル)がElementalWarrior.exeと同じフォルダ内に生成されます。
リプレイデータを再生する場合は、ElementalWarrior.exeにrepファイルをドラッグ&ドロップしてください。
記録できる長さは1時間(216000フレーム)までです。
リプレイファイルのリネームは可能ですが、再生する場合はElementalWarrior.exeと同じフォルダに置いてください。
各エリアのクリアタイムとして計測されるのは、
『操作可能になった瞬間からゴールフラワーに触れた瞬間まで』のフレーム数です。
(エリア4の場合は『ボスの体力を0にした瞬間まで』)
また、スライディング時でも当たり判定の横幅は立ち状態のときと変わらないので、
ゴールフラワーにスライディングですべり込んでもタイム短縮にはなりません。
エリア3に仕掛けとして登場するスイッチは、普通に触れるほかに、
ナイフ攻撃を当てることでもON/OFFすることができます。
オーバーブーストは基本的にタイムアタック用のアクションであり、
エリア3まではオーバーブーストを使わなくてもクリアできます。
ただし、エリア4のボス戦だけは、オーバーブーストを使わないと
クリアできないようになっています。
ナイフで敵を倒すと、ブーストゲージがエレメント5つ分上昇します。
高速状態なら体当たりでも敵は倒せますが、ナイフで敵を倒してゲージを稼ぎ、
なるべく早くオーバーブーストを使用することで、より好タイムが狙えます。
GAME STARTからゲームを始めると最初はボムを持っていませんが、
AREA SELECTから始めた場合は最初からボムを持っているという違いがあります。
オールクリア時に、『各エリアのタイムの合計が3分以内』または
『残機数が15以上』のいずれかの条件を満たすことで真のエンディングが見られます。